こんにちは!先日見た素敵な展覧会 「ルート・ブリュック 蝶の軌跡」展 (東京ステーションギャラリー)がもうすぐ会期終了してしまうので、慌ててレポートします。
このルートブリュック展を知ったきっかけは、石田ゆり子さんのインスタでした。普段から素敵な生活と、訪れた展示等も紹介なさっていて、ゆり子さんの芸術に対する感度ってすごいなぁと思います。石田ゆり子さんのインスタの投稿を見て訪れた方も多いのではないでしょうか?
フィンランドを代表するセラミック・アーティスト、 名窯アラビアの専属アーティストとして、約50年間活躍 するルート・ブリュック 気になる展示の混雑情報や、 彼女の作品の変貌についてレポートしたいと思います。
混雑情報と撮影可能スポット、内容や、所要時間は?
当初は全室撮影可能だったようですが、私が行った5/31(金)には カメラのシャッター音に対する苦情が著しく多いため、 3階展示室のみ撮影可能 になっていました。
混雑情報としては、私が行った金曜日の13時過ぎで、そこそこの混み具合。特に撮影可能な2階の展示室は、鑑賞者の95%以上が撮影していたため、大変混み合っていました。
全てを見終わって、3階に戻ってみると、入った時よりも大変混雑して、カメラを構えた人だらけでした。(15:00過ぎ)
撮影オッケーと言われると、ついつい記録したくなりますよね(実際私も、たくさん撮らせて頂きました。(;^ω^))ですが、会場内にカメラのシャッターオンが響いて、展示を見るというより、みんな記録することに、必死。。苦情がでるのも、仕方ない気がします。
色も形も質感も素敵な作品ばかりなので、みなさんが写真に収めたくなるのもわかります。
3階の撮影可能な展示室から、八角形の廻り階段を降りて、2階のレンガの展示室へ移動。こちらは撮影不可ゾーンです。蝶をモチーフとした、色鮮やかな作品が撮影できないのは残念ですが、シャッター音がなくなり、作品を鑑賞するモードにスイッチが切り替わり、逆に良かったと思います。
作品の内容も、動物や少女等の愛らしい対象から タイルを手作業で組み合わせて大型壁画へと変化して、色彩も絞られていきます。
前半の展示では、形や線、釉薬の違いから生まれる色の美しさを、後半では、白や黒の幾何学的な形を組み合わせることによって生まれる、光と影の美しさ。その ドラマティックな変化はひとりの作家の作品とは思えない、とても新鮮な体験でした。
所要時間ですが、撮影をしたり、途中映像が2か所、一つはドキュメンタリーでかなり長め40分ぐらい、なので全部を見逃したくない方は2時間以上は余裕を持った方が良いかと思います。
巡回場所と会期は?
東京展が終了後、3か所で巡回が決まっているようです。東京ステーションギャラリーのレンガ作りの壁での展示も作品にぴったりでしたが、他の美術館ではどのような展示風景になるのか?各地で見た方のレポートが楽しみですね。
2019年9月7日(土)~10月20日(日)伊丹市立美術館
2020年4月25日(土)~7月5日(日)岐阜県現代陶芸美術館
2020年7月18日(土)~9月6日(日)久留米市美術館
おすすめグッズはポストカードとマットな質感の缶バッチ
限定グッズも公式ホームページで、色々と紹介されているのですが、グッズの王道のポストカードが素敵!あれだけ写真も撮ったからカードは良いかなぁと思っていたのですが、写真に撮れなかった蝶のシリーズがあったり、カードになると、また雰囲気が違って、つい購入してしまいました。蝶の缶バッチは、実際のルートの作品は陶板なのでつやつやしているのですが、あえてつや消しのマットな色合いが、とってもおしゃれに見えてこちらも購入。台紙もついているので、そのまま飾っても素敵ですね。
事前情報をあまり調べず、行ったので、あらためて公式ホームページを見ると、展示内容が網羅された図録や、 『はじめまして、ルート・ブリュック』 という 作品とその魅力を紹介するビジュアルブック も気になります。
東京ステーションギャラリーの交通アクセスと入り口
JR東京駅 丸の内北口 改札前 から出ると目の前にあります。
田舎者の私にとって、東京駅直結と聞くとすごく近くに感じますが、出る改札を間違えると、改札を通って戻れないので、東京駅の外をかなり遠回りでぐるっとまわらなければなりません。ですので、八重洲口ではなく、丸の内側ということを忘れずに!
いかがでしたか?
会期は東京会場では今週の日曜日6/16までとなっております!どうぞお見逃しないように。
ルート・ブリュック 蝶の軌跡
会場:東京ステーションギャラリー
開館時間:10:00~18:00 ※金曜日は20:00まで開館、入館は閉館の30分前まで
入館料:一般1,100(900)円/高校・大学生900(700)円/ 中学生以下無料
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