ゴールデンカムイ展炎上理由は？美術展ナビが軍服不謹慎発言！？

4月28日から東京ドームシティ・Gallery AaMoで開催中のゴールデンカムイ展の展示内容について炎上騒動が起きています。

ことの経緯や、現在どのような対応がなされているかについてまとめてみました。

この記事では

pick up!

ゴールデンカムイ展炎上理由は？経緯まとめ
ゴールデンカムイ展来場者の口コミ/感想まとめ！

こちらについてまとめてお伝えしていこうと思います！

Contents

ゴールデンカムイ展の炎上理由は？経緯まとめ！
ゴールデンカムイ展来場者の口コミ/感想まとめ
ゴールデンカムイ展開催概要/巡回情報
まとめ

ゴールデンカムイ展の炎上理由は？経緯まとめ！

今回なぜ、ゴールデンカムイ展の展示内容が炎上批難されているのでしょうか？

ことの経緯を順を追って説明します。

ネズタン

『ゴールデンカムイ展』で物議を醸しているのは、

作者の野田サトル氏が所有している当時の軍服の展示コーナーです。

『ゴールデンカムイ展』の展示会場では、作品の中で登場する鶴見中尉のモデルになったとされる軍服が展示されています。

読売新聞社が運営するツイッターアカウント『美術展ナビ』が、この展示をアップ。

《本当にカッコいい！テンション上がりますね～》とコメント。

野田サトル先生所蔵の鶴見中尉の軍服！「とても状態がよい。当時の肋骨服です」と先生のコメントあり。本当にカッコいい！テンション上がりますね〜。鶴見ファンの皆さま、ぜひ間近でご覧ください。→(続 pic.twitter.com/IQJqlMWjsl

— 美術展ナビ (@art_ex_japan) April 27, 2022

このコメントについて批判の声が集まり炎上騒動となりました。

ゴールデンカムイ展、展示構成に専門家の監修は入らなかったのか……

アイヌ民族と大日本帝国陸軍の実物資料を何の注釈なく等価に陳列し、来場者に「どちらもかっこよい」と消費させる展示をつくってしまうことそれ自体が明確な政治的主張となってしまうことを、指摘する人は内部にいなかったのか

— oan ✴︎ (@oanocc) April 27, 2022

ゴールデンカムイ展、@art_ex_japan が大日本帝国軍の軍服を「本当にカッコいい！」と紹介していることに暗澹とした気持ちになる。作品自体は私もファンだし、展示会も意義があるとは思うが、歴史を骨抜きにした”日本軍萌え”を増やす盛り上がり方する危うさがあると思っていたら案の定そうなっている。

— Ubu (@UbuHanabusa) April 27, 2022

当時の軍服を手放しで「カッコいい！」って言う前に、ちょっとなんか考えなかったのか…？考えなかったからツイートしてんだろうな…

アイヌの文化で金稼いでるコンテンツの展示展で、侵略した側の軍服展示してかっこいいですねは余りにもさぁ…

当時の軍服や装備などを〝キャラクターの所有物〟として展示する方法に批判の声も集まっています。

この読売運営の美術展ナビの最悪さが批判されるのは当然なんだが。
それ以前にこのゴールデンカムイ展が、作者が手に入れた「軍人が実際に着ていた軍服」「侵略戦争/軍事国家の遺物」を、あきらかに「鶴見というキャラクターの軍服」として展示している（解説が小さく横にある）のが絶句もんなんだよ https://t.co/FJmOOYRBTK

— ぐぱおん (@gupaooooon) April 27, 2022

軍服を基本的には「格好よく」仕立てるんだ。そしてゴールデンカムイのなかで鶴見中尉は「美しく格好もよいひと」として描かれていた。ただそれをアイヌを迫害した和人である私たちが「格好いい」とはしゃぐ姿はまさしく「侵略者」のそれなんだ

軍服カッコいい！みたいなノリには本当に慎重になった方がいい。

いま、大日本帝国の軍服をライトに扱うこと・表層のみで美化することが、未来に対してどういう影響を及ぼすか、過去、現在、未来と真面目に向き合って考えて

ゴールデンカムイ展来場者の口コミ/感想まとめ

炎上騒動となりましたが、ゴールデンカムイのファンの方はこれに対して擁護するようなコメントや展示内容を純粋に楽しむ声も多く

今後の展示を続けるにあたって影響は少なそうです。

ゴールデンカムイ展はアイヌ展ではないのだから、史実と違っていてもいいし鶴見派万歳の人がいてもいいしそこで炎上する意味がわからない

— はねとかげ (@winglizard) May 3, 2022

ゴールデンカムイ展の炎上について、批判的な意見を述べている側は、自分たちの意見も、同様に表層的な視点でのみ語っていることを自覚していないところが問題だろう。
つまり批判の構造は、批判される側が弱い立場に追いやられやすい傾向があるわけだ。無自覚な批判はただの暴力にすぎないのだよ。

— 精神病と狂気のメモ@sinya（心検に向けて勉強） (@sinya57393920) May 2, 2022

ゴールデンカムイ展、終わり。
マジでかなり集中して見ても1時間の制限いっぱいの濃密さでした。
漫画のイベントというより、最早民俗学の博物館並。
この作品に触れたことのある人はぜひ行って頂きたい。
所々に野田先生の狂気も見えます。
ミリオタもオススメ、マジお勧め
(撮影OKゾーンより) pic.twitter.com/qLdmc6cvnZ

— ヴォルフガング(不死身の) (@WOLFGANG1945) May 3, 2022

ゴールデンカムイ展行ってきました。
展示も良かったしグッズもたくさん買えたしとてもしあわせ。 pic.twitter.com/K1t1unjngA

— 電Q (@9q9qz) May 2, 2022

日露戦争時の背嚢は四五式背嚢と比べ正方形に近い形をしています。
ゴールデンカムイ展でも背嚢と飯盒があるようですね。
京都展が楽しみです。 pic.twitter.com/Bn1SDF12SK

— サムハラ (@meizi_samuhara) April 30, 2022

ゴールデンカムイ展開催概要/巡回情報

東京展終了の後は、京都、福岡と巡回展が開催されます。

ゴールデンカムイ展

開催期間	2022年4月28日(木)～6月26日(日)　期間中無休
時間	11:00～20:00　※最終入館は閉館の30分前
場所	東京ドームシティ Gallery AaMo(ギャラリーアーモ)
チケット/料金	一般、大学生　1,800円中学・高校　1,500円小学生　1,000円グッズ付きチケット　4,000円